SGP7月定例撮影会 |
場所は神奈川県立秦野戸川公園、その中を流れる水無川を使っての水着撮影。
先週から体調不良となり撮影意欲もあまりない状態でしたが、何もない休日でしたのでとりあえず適当に支度して出発。蒸し暑くて今にも雨が降りそうな曇天で、あまり気合いの入らない撮影でした。
予定のモデルさんは、斉藤優佳さん、石川樹李亞さん、江川伊万里さん、水谷紗也佳さんのところ、斉藤さんは体調不良のため欠席。モデルさん3人に対してカメラマンは30名を超えていましたので、平均カメコ指数10超え。カメラマンが片寄ったときは15オーバーの状態もあったので撮影し難い!
しかも午後の後半にはトラブルが発生し、撮影会は中止かと思ったら、公園外の下流域で撮影は続行。
水谷さんは 先週に風邪を引かれて体調が戻りきっていないにもかかわらず、頑張って参加してくれましたので、さすがに20分も歩かされて、また撮影は厳しかったですね。本当にお疲れ様&ありがとうございました。
帰宅後、午前のメモリカードが書き込みエラーを起こしていたことが判明。データーは午前の部終了間際の数カットのみ、他は全く残っていませんでした。いつも保険のつもりで撮影していた銀塩モノクロもフィルム1本分のおかげで、江川伊万里さんの午前の水着姿を残すことができたのは不幸中の幸いでしたけど、でもカラーで残せなくて江川さんご免なさい。
先ずは、江川伊万里さん特集から。
ここで、ちょっと銀塩マニアなメモ書き…
今回はKentmere PAN 100フィルム(以下KT100)をT-MAX現像液原液からの通常希釈1:4ではなく、更に2倍希釈した1:9希釈で現像しました。
希釈現像は、微粒子フィルムをより先鋭化してシャープな画像を得る方法として使われています。しかし、現像液が薄まる分、現像時間を長くしなければいけないこと、1回使い切りになってしまい経済的ではないという欠点もあります。
KT100をT-MAX現像液で現像処理するデーターは、ファインプリントテクニック(写真工業出版社)の74ページに載っているPXのデーターを参考としてきました。今回はこれにTMYを1:9希釈で現像時間が通常(1:4)希釈時の2倍になるとのデーターを参考に、現像時間を2倍にしてみました。結果、未露光のフィルムベース部分にまでカブリが生じて、大変な低コントラストのネガになってしまいました。
他のID-11(D-76)、スーパープロドール、パーセプトールの2倍希釈での延長時間を見ると其々1.3倍、1.5倍、1.2倍となっているので、2倍は長過ぎたようです。また、ID-11とパーセプトールのデーターによると希釈するとEIが3分の1段下がるようです。
次回、KT100をT-MAX現像液1:9希釈で現像する場合は、ISO80で撮影し、現像時間は通常希釈時より1.25倍延長で試してみたいと思います。これでILFORD PANF PLUSと同レベルの超微粒子感が出れば、100フィート缶での1本単価がPANF 516円に対してKent 388円、128円お得で「ウマー!」なのですが。(笑)