SGPスタッフ撮影会(その4) |
実は、このシーンは腕の傾きを橋脚のリムの斜面と並行にするポーズにこだわったのですが、撮影を続けるうちに、逆に暢子さんの表情の魅力がポーズの方に意識が行ってしまっている表情になてしまいました。結局、始めに撮影した中でブレていないカット(フレーミングも今一つorz)がベストでした。ポートレートのコミュニケーション術って難しいですね。
曇りのためF値2.5、ピント面が薄いですが、逆に髪のしなやかさが表現できて良かった。でもピント面の切れが良過ぎて、肌の質感がはっきりし過ぎるのはちょっとNGかも。汗
スナップ撮り風にするならF5.6、もっと柔らかに撮るならF2.8、迷った挙句F4、間合い的には全身がピント面に入ったので結果オーライ?
おなじみ、おちゃらけネタの「絶対にしないで」の1カット(笑)。2010年度の澤村佳奈さんを撮った場所と同じロケーションです。その時のカットはこちら。砂が積り積ってこんな位置に変わってしまいました。今回は暢子さんに膝立ちで指さし。で、しかめ面で何を「絶対にしないで」なのか意味不明な演出。(笑)
現時点で私の腕では24mmが広角のデフォルメがあっても無難にきれいに撮影できる限界です。しかも、上部をトリミングして構図を整えないと見せられなくて、すいません。まだまだ修行が足りない。
暗めの光の中で、髪を上げ降ろすことで、ちょっとしたブレが味付けです。元は横位置での撮影ですが、スクエアで十分に収まってしまったので、66判で撮影した雰囲気に。
DCリングをF値よりも大きくするとピント面が前に来てしまいます。このカットも正確には、暢子さんのまつ毛より少し前にピント面がありますから、等倍だとピンボケ画像なのですが、漉く小すると無問題!あと、モノクロトーンの雰囲気はアクロスのハイキー気味ネガを3号印画紙で焼いたトーンをイメージしてみました。なので、ハイライト部分はやや白飛び気味になってまが、髪の毛のトーンは柔らか。
銀塩モノクロのt0ん再現の方法がわかり始めると、デジカメのモノクロも楽しくなります。
後半につづく